上新田車庫
2019年 05月 22日
上新田は、加古川・土山から町の中心部である天満地区を経由し、加古地区へ入ったあたりにあります。周辺は特になにがあるというわけでもなく、隣は昔ながらの農村住居、それに背景には広大な田畑が広がっています。このあたりは起伏も小さく、耕作しやすいでしょうから、農地として使いやすいためバスのために土地を提供する人がなかなか現れなかったのではないかと推測されます。そんな長閑な風景の広がるなかから朝5時台にバスが出るというのは意外に見えますが、それこそが上新田車庫の存在意義でもあるのです。
砂利敷きの回転場として開設されたのは昭和40年代で、しばらく駐在はなかったようですが、平成頭になって整地されて現在のように白線がひかれていることから、この頃に駐在が新設されたものとみられます。現在は7台が駐在していて、上新田-土山線、上新田-加古川線のほか、わずかに東へ回送して同じく稲美町内にある起終点、母里から出る母里-土山線も担当しています。
撮影:2019.05
by hirobus2012
| 2019-05-22 23:53
| バス車庫_兵庫県
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