九川車庫

バス車庫というのは本当に場所を取るものです。あるものは他の施設を上へ追いやって地面を使い、あるものは立体駐車場にし、あるものは地下へ潜って、土地不足を解消しようとします。松山市北部の山間部に出来た僅かな緩傾斜地に農村が形成され、河中線の支線のような存在であった九川線の終点、九川では、そうした上下の空間利用ではなく、平面での空間利用での工夫が施されていました。

c0316957_20451644.jpg
まず、九川では乗務員が宿泊していましたが、宿泊室は道路を挟んで向かいに造られていました。写真中央が車庫、写真右の小屋が宿泊室です。

c0316957_20250500.jpg
そして車庫自体も、道路のカーブにあわせて歪な形をしています。

c0316957_20250614.jpg
正面から見るとより歪さがわかります。

c0316957_20250776.jpg
梁を見上げるとよりわかりやすく体感できます。

c0316957_20250732.jpg
車庫内には、伊予鉄バス車庫の定番ともいえる新聞受けが未だに残っています。

c0316957_20250401.jpg
宿舎は橋と川に挟まれた、わずか4畳ほどの小さなもので、水場とトイレくらいしかなかったようです。

撮影:2014.02

[PR]
by hirobus2012 | 2017-08-21 21:05 | バス車庫_愛媛県 | Comments(0)