大東車庫

c0316957_18175271.jpg
現・雲南市の北部は、大東、三刀屋、木次、加茂と5,000人~10,000人程度の規模の町が点在しています。また警察などの行政施設は木次に集まっていますが、人口は大東が多く、木次・三刀屋の中間地点で新興の下熊谷に商業施設が集積しているなど、わりとバラけています。また木次の中でも、旧市街と、行政地区と、商業地区と、工業地区は地形上分離しています。従って市の核がどこかと言われても明快な答えが出せません。
一畑バスの営業所網では、木次営業所をトップとして、三刀屋、大東に連絡所がありました。この力関係は、一畑バスの前身のひとつである三葉自動車の本社が木次にあったことも関係しているでしょう。しかし木次、三刀屋以南で国鉄バスが力を持っていたこともあり、担当する路線の数では大東連絡所のほうが多かったようで、町内ローカル3系統に加え、松江大東線、玉造大東線の幹線も受け持っていました。
一畑バスは現・雲南市の市域から木次営業所ごと大規模に撤退した経緯があり、現在市内で運行しているのは松江大東線のみとなっています。大東車庫は、かつての連絡所から、出雲大東駅前に造られた専用駐車場へ移転しました。出雲大東駅のある木次線は松江へ行くのに大回りしなければならないため、最短距離で走る松江大東線の利用者はそれなりにいるようですが、それでも減便が進み駐在も2台にまで減っています。

c0316957_18165672.jpg
駅と右奥の駐車場。

撮影:2015.01

[PR]
by hirobus2012 | 2017-07-03 20:58 | バス車庫_島根県 | Comments(0)

2018.09.12 これまで営業所と附設の車庫をまとめて「営業所」として紹介してきましたが、以後は本来の法令上の解釈に基づき、営業所附設の車庫についても「○○車庫」として紹介することとします。


by 二重谷鉄雄