小伊津車庫

c0316957_19175900.jpg
小伊津は日本海の荒波にさらされる島根半島の数多の漁村のうちのひとつですが、特筆すべきは集落地形の特殊さにあります。海岸線に沿って3~4列重なっている家屋群と、集落のど真ん中で飛び出している岬のような部分にへばりつく家屋群と、小川に沿って海岸線と垂直に連なる家屋群があります。あまりにも密度が高いため、同じような島根半島の集落と比べても3階建て家屋の比率と、車道に面していない集落の割合が高くなっています。また、ほかの集落と比べ海岸線が長く、天然港の要素がほぼないために造成された大規模な人工港も印象的です。
さて、小伊津にバスを入れたのは一畑バスで、かつては集落内に車庫を置いていたようですが、現在は隣の三津集落のはずれに車庫を置いています。だからといって三津車庫には改称せず、小伊津車庫のままです。まあ、車庫はトンネルのおかげで三津よりも小伊津の方に近いのでこれでいいのかもしれません。
現在、ローザ1台の駐在があります。平田生活バスのほかの車庫はいずれも系統の末端にありますが、ここだけはかつて小伊津で行き止まりだった道が先まで伸びたため路線も一緒に延伸し、漁港内で折り返す昼の2便を除き、隣の坂浦集落まで行っています。したがって小伊津ー坂浦で朝夕回送しているのですが、坂浦にも小伊津と反対方向へ走る便のための車庫があり、いっそのこと統合してしまえばと思いますが、別立てになっています。坂浦延伸自体は一畑バスのころにやっているので、移管時にもろもろ踏襲しただけなのかもしれません。なお、車庫が新築されたのは平成14年だそうです。

撮影:2015.01

[PR]
by hirobus2012 | 2017-06-20 20:01 | バス車庫_島根県 | Comments(0)

2018.09.12 これまで営業所と附設の車庫をまとめて「営業所」として紹介してきましたが、以後は本来の法令上の解釈に基づき、営業所附設の車庫についても「○○車庫」として紹介することとします。


by 二重谷鉄雄