八神車庫

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一畑バスは島根県東部一帯に広大な路線網を張り巡らせていましたが、飯石郡だけは国鉄バス、中国JRバスに主導権を握られ、あまり路線を持つことができませんでした。しかも、ちらほら競合などのみられた他の地域とは違い、一畑バスは国鉄バスの路線網に食い込むことができず、須佐、三刀屋、頓原などいくつかの町でちらっと接続するだけでした。
中でも須佐ー頓原・奥畑・来島は、西は石見交通、東は国鉄バスのエリアに挟まれた、ひょろっとした路線でした。しかしさほど便数もなく、沿線人口も多くないのに、頓原・奥畑方面と来島方面が分岐する八神集落に連絡所(他社でいう出張所)が置かれていたのです。根拠のない推測になりますが、国鉄バスが撤退することになれば一畑バスが手を挙げるつもりだったのか、あるいは頓原から路線バスを競合して伸ばそうとしていたのかでしょう。ともあれ、謎の多い路線だったことには違いありません。
さて、八神に連絡所があったのは昭和40年代の話で、以後は滞泊があると思われるダイヤが組まれていても、バス停名が八神連絡所から八神へ変更されており、おそらく現地出退勤の車庫へ格下げされたものと思われます。現存の車庫は大型なら1台しか入れそうにありませんが、マイクロなら2台くらいは入るかもしれません。なお昭和40年代末のダイヤでは2台の滞泊がありました。

Special Thanks. 隣の柴田豆富店
聞き込みついでにいただいたこちらの豆腐、めちゃくちゃおいしかったです。飯南の道の駅で売ってるんですがネットに情報がほぼなくて超もったいない。飯南町へ行ったらぜひ買ってください。

撮影:2014.05

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by hirobus2012 | 2017-06-17 18:04 | バス車庫_島根県 | Comments(0)

2018.09.12 これまで営業所と附設の車庫をまとめて「営業所」として紹介してきましたが、以後は本来の法令上の解釈に基づき、営業所附設の車庫についても「○○車庫」として紹介することとします。


by 二重谷鉄雄