面河車庫

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西日本第一の標高を誇る霊峰石鎚山の麓、旧・面河村は名勝面河渓で著名な村でした。松山ー面河渓のバスは、最盛期には国鉄バスと伊予鉄バスの両社が別ルートで競合しており、観光路線として非常に繁盛したそうです。その終点、面河バス停前にあったのが、面河車庫でした。
ただし、近年は山奥でアクセスが悪いことやレジャーの多様化などから面河渓自体の観光客が減っており、現在は松山直通はなく、伊予鉄バスから分社した伊予鉄南予バスが久万ー面河に4.5往復と、面河ー渋草(面河村中心部)に0.5往復を走らせているだけとなりました。
管轄の伊予鉄南予バス久万営業所は、久万高原町全域に路線を巡らせていますが、営業所は町西部、松山市に近い地区にあり、町の東端にあたる旧面河村の、更に一番東にある面河渓までは、最短ルートでも実車で1時間近くかかります。そのため2014年ころまでは当所に1台の宿泊勤務がありましたが、同じく旧・面河村の市口での宿泊勤務と統合され移転、現在は折り返しにのみ使われています。
車庫は2台分ですが、横にも1台分駐車スペースがあります。国鉄バスと競合していた時期には、伊予鉄バス2台、国鉄バス1台が面河で滞泊するダイヤが組んでありましたので、もしかしたら国鉄バスもここで滞泊していたのかもしれません。宿舎は二階建てで、外から見る限りでは3部屋あったようです。

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向かいに残る商店の廃屋。待合、発券はここに委託していたようです。

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路線図。

撮影:2015.06 / 2015.07

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by hirobus2012 | 2017-06-15 22:58 | バス車庫_愛媛県 | Comments(0)