中筋車庫

 中国バスは広島県東部を地盤としていますが、県西部の広島市を基点とする高速バスを運行し、広島営業所を置いています。広島営業所は平成9年のメイプルハーバーの運行開始に伴い広島車庫として開設され、しばらくは福山ナンバーの車両が配置されていましたが、平成18年ころに両備傘下の新・中国バスへの移行と前後して、営業所へ昇格しました。
 広島営業所に附設の中筋車庫は、山陽道広島ICに近く、またアストラムライン中筋駅に併設され多くの高速バスが発着する中筋バスターミナルの近くにあります。ただし車庫は脇道のさらに奥にあって狭く、周辺の土地が粗方使われているため拡幅の余地がないのでしょう、増車を伴うドリームスリーパーの運行開始に際しては、事務所と乗務員駐車場を斜向かいの小さな敷地へ移転して置き場を捻出しました。現在はドリームスリーパー、メイプルハーバー、広福ライナー(昼行1往復)を担当し、夜行本務4台+昼行本務1台、それに予備2台が所属しています。なお、中国バスが広島交通と共同運行する東部方面高速バス4路線については、折り返し待機を広島交通の施設で行っており、基本的にここで待機することはありません。
 給油所を持たないため、一部の車両は広島交通系列の広交観光落合営業所車庫で給油したあと、こちらへ回送します。また、洗車機もなく、営業所らしい設備といえば事務所とトイレの抜き取り設備くらいのものです。ただし他の営業所から遠いためなのか、同程度の規模の三次、油木とは異なり、単独で営業所長が置かれています。

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駐車場はL字型になっていて、メイプルハーバーⅡとドリームスリーパーⅡは奥には停めず、写真中央に縦列に停めます。

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車庫前の道路はとても狭く、バスが出るのも精一杯です。事前情報なしではここをバスが、しかも高速バスが走るとは思えないでしょう。

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事務所はかつて駐車場内にありましたが、ドリームスリーパーの運行開始に伴って駐車場の容量が不足することから、道路向かいへ移転しました。

撮影:2012.12 / 2018.08

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by hirobus2012 | 2018-09-12 21:27 | バス車庫_広島県 | Comments(0)

2018.09.12 これまで営業所と附設の車庫をまとめて「営業所」として紹介してきましたが、以後は本来の法令上の解釈に基づき、営業所附設の車庫についても「○○車庫」として紹介することとします。


by 二重谷鉄雄