矢掛営業所

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廃業した井笠鉄道は、かつて本線、矢掛線、高屋線の3つの鉄道線を運行していました。そのうち矢掛線の終点であった矢掛駅の跡地にあるのが、北振バス矢掛営業所です。
大正10年に鉄道矢掛駅が開業したあと、バス矢掛営業所が駅と併設の形で開設されて営業所の歴史が始まりました。並立していた頃は鉄道の駅長と、バスの営業所長が兼務するほど、関係が深かったようです。その後、鉄道の廃止、国鉄バス矢掛派出所の開設、廃止、一部不採算路線の北振バスへの移管と同居、そして井笠鉄道廃業に伴う北振バス専用化といった複雑な経緯を経て、現在に至ります。
井原バスセンター内にある北振バスの本社機能はかつて矢掛営業所内にあり、営業所としての実務は現在も矢掛にあることから、採用などの問い合わせ先は矢掛になっています。また、北振バスの一般路線はほとんどが井原バスセンター発着で、矢掛へ乗り入れるのは矢掛ー美星のみですが、井原発着のバスもわざわざ回送して一日一度は必ず矢掛営業所へ入庫することになっていて、このことからも運行実務上いかに重要かがわかるでしょう。
現在の駐在車両は、路線本務車2台と予備車、井原あいあいバス車両、そのほか貸切車両で構成されています。出先車庫が多いために、当営業所が持つ一般路線の仕業は2本しかありません。

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事務所。矢掛駅舎をそのまま使っています。手前の張り出しはホーム上屋でした。
地面もコンクリと砂利とで分かれています。コンクリの部分がホーム、砂利の部分に線路がありました。

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バス乗り場。かつては井笠鉄道バスも使っていましたが、平成24年4月からは乗り入れなくなりました。

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乗り場表示。4番はありません。

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車庫。

撮影:2013.11

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by hirobus2012 | 2017-06-14 18:18 | バス車庫_岡山県 | Comments(0)

2018.09.12 これまで営業所と附設の車庫をまとめて「営業所」として紹介してきましたが、以後は本来の法令上の解釈に基づき、営業所附設の車庫についても「○○車庫」として紹介することとします。


by 二重谷鉄雄