早瀬車庫

2010年に呉市交通局から事業を引き継いだ広島電鉄は、交通局との考え方の違いから、営業所1か所を新設の2か所へ分散、更に出先車庫を2か所新設し、なんとそれは新聞記事にまでなりました。そのときに新設された車庫のひとつが、倉橋島の早瀬車庫です。
倉橋島は単体で70平方キロもの面積を持っていますが、本土との接点が北端にしかなく南端の旧倉橋町中心部へは相当な距離があります。そのため、呉市交通局時代にも本浦に宿泊勤務の車庫が置かれ、3台が配置されていましたが、広島電鉄では南端の本浦ではなく島の中央に近い早瀬に現地出退勤の車庫を置き、更に規模も拡張することで、南端の本浦地区までいく系統だけでなく、早瀬に近い藤の脇までの2系統もカバー出来るようにしました。これによって、本土と倉橋島の接点近く、本土側にある警固屋からの回送が減り、効率化が成されました。
早瀬車庫は廃校になった旧・早瀬小学校のプール部分を取り壊して設置されました。収容台数は10台で、同じ数の駐在がありましたが、のちに島内で完結する音戸循環線が地元のなべタクシーに3台の車両とともに移管ました。ただし、なべタクシーへ転籍した車両も引き続き早瀬車庫に駐在し、休憩所にもなべタクシー早瀬営業所が置かれ、同居状態になっています。

c0316957_02191075.jpg
入口側の3台がなべタクシー用、奥側の6台が広島電鉄用です。

c0316957_02190971.jpg
広島電鉄の出先車庫らしく、コンクリ舗装で排水路もあるきちんとした洗車場。

c0316957_02191038.jpg
乗務員休憩所。

c0316957_02190900.jpg
広島電鉄の表札の下のほうに、申し訳程度になべタクシーの名前が貼られています。

撮影:2014.10


[PR]
by hirobus2012 | 2017-06-11 23:15 | バス車庫_広島県 | Comments(0)

2018.09.12 これまで営業所と附設の車庫をまとめて「営業所」として紹介してきましたが、以後は本来の法令上の解釈に基づき、営業所附設の車庫についても「○○車庫」として紹介することとします。


by 二重谷鉄雄